どうも崇純です。
先日、高校生の息子と一緒に「ホライゾン・オブ・クフ」なる催しに行ってきました。
場所は横浜、内容はというと……なんと、
VRで古代エジプトにタイムスリップ!
ええ、気持ちは分かります!
私も最初勧められた時は「VR?エジプト? クフ? どう言う事???」
と言う気持ちでした。
しかし、これが実に面白い体験でして。
まず通されたのが、まるで異世界への通路のような真っ黒な空間。
そこを抜けると、スタッフさんが最新のVRゴーグルを手渡してくれます。
ゴーグルを装着した瞬間、そこはもうナイル川。
「え、ここはエジプト?」と自問自答しながらも、船に乗り込み、ピラミッドを仰ぎ、ファラオの霊廟に潜入。
息子は横で「うわ、すげー」と呟き、
私はというと、現実と仮想現実と訳の分からない状態に・・・。
言葉で説明するのは非常に難しい体験なのですが、
終わって1時間程度、現実か空想かよく分からなくなる感覚と言いましょうか。
本当に自分が古代のエジプトにいる様な感覚が体験できます。
ピラミッドの中を歩いていると、ふと思いました。
死後の世界を重んじた古代エジプトと、六道をめぐる仏教の世界。
遠く離れた文明だけれど、根っこでは同じ“いのち”を見つめているのだなと、胸が熱くなりました。
今回の体験を通して思ったのは、
どんな時代でも、人は死を思い、祈り、生きてきた
ということ。
死に向かって生きているのかもしれません。
それでは今日はこの辺で。
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