色褪せない記憶

どうも崇純です。

みなさん最近は何で音楽を聴いてますか?

おそらく多くの方が

「スマートフォンの音楽配信アプリで!」

と答えるのではないでしょうか。

かく言う私も、音楽配信アプリで音楽を楽しんでおります。

最新の曲から懐メロまでさまざまな曲が聴ける素晴らしい時代だと思います。

ほんの十数年前までは、

誰もが好きなミュージシャンのCDを買ったりレンタルしたりして、

音楽を楽しんでいました。

東京徳純院の建て替えに伴い自宅を引越しした時に

泣く泣く処分したモノ第一位が、まさにこのCDです。

今更CDで音楽を聴くこともないですし、段ボール数箱に及ぶCDは場所もとりますので

夫婦共々お互いのCDを処分する事に決めました。

お互いに中学・高校生からコレクションしているCDにはお互いの思い出が詰まっており、

「うわぁ〜。懐かしい〜」や「今でのこの曲聞いてるなぁ〜」と言うものばかりで、

名残惜しい時間を過ごしました。

そんな中、つい先日街であるお店を見つけました。

それは!

HMV!

このロゴを見ると、胸の奥が『ズゥ〜〜〜ン』

となるのは私だけでしょうか(笑)

大学入学で福岡から東京に上京した私にとって

『タワーレコード』『HMV』はオシャレな東京の代表でした。

今では、多くの店舗が閉店してしまい中々お目にかかる事が少なくなってきた「HMV」

しかし、その看板を見た時の思いは色褪せる事なく今での私の中に残っています。

みなさん『HMV』ってなんの略だかご存知ですか?

それは『His Master’s Voice「彼の(亡くなった)主人の声(を聞いている)」』

この言葉は、日本のビクターなどの企業がトレードマークにした

フランシス・バロウドの【His Master’s Voice】

と言う絵画が由来です。

犬のニッパーくんが、亡くなった自分の飼い主の声が聞こえる蓄音機を不思議そうに聞いている姿が描かれた絵画。

音楽や声が如何に私たち人間や生き物にとって大切なものかを表している様に思います。

是非、皆様も今を生きている喜びと思い出を胸に刻み手を合わせて生きていきましょう。

もうすぐお盆も巡って参ります。

亡くなった故人様の声を聴きながら思い出を胸に徳純院へお参りください。

合掌

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