風呂敷を紡いで

明俊です。
風呂敷って皆さん使っていますか?

私はスクーター通勤なので、足元における大きめトートバックを普段使っています。

お坊さんの衣や襦袢(肌着)を持帰ったり、持ってくるときは意外とかさばります、

そこで風呂敷の登場となるわけです。

これが実に便利でスクーター通勤にも重宝しています。

日本での風呂敷の歴史は奈良時代に遡り、単純な一枚の布という性質からこの時代まで生き残り、

環境問題に関心が高まる中で今、その良さが見直されています。

私が注目したところは、

単純であるのに表現力がものすごいところ!!!

かつて贈り物は風呂敷に包んで持参するのが一般的で、それこそ色々な形状の品物を包み、届けるには正にもってこいです。

包むという行為には深い意味があるんですって!

相手を思い、物を大切・丁寧に扱うという精神とお届けした際には、

風呂敷をほどいてから手渡すという行為は相手に尊敬の念を表す証だそうです。

季節や贈るシーンに合わせて色柄や形、包み方に至るまでホント全てが正にカッコイイ!!!

“私はそんな風呂敷になりたいんです!”

余裕たっぷりで、何でもつつみ込んでしまう しなやかで、したたか(表現力の物凄さのこと)・・・

私のこの表現力は大丈夫でしょうか???

そのうえ、オシャレで茶目っ気もたっぷり <私が欲しいものばかり・・・>

大風呂敷は広げちゃだめですが、大きな大きな風呂敷になって色々な事や家族や周りの人たちを

あたたかく包み込めるようになりたいものです。

今は小さなの風呂敷でも大きくなるように紡いでことが、人生の修行なんでしょうね。

いろんな経験や出来事を通して紡いでゆきながら、苦しいことがあれば仏さまにそれを願いながら頑張って紡いでゆくことが大切ですね。

目標は大きめに!

仏さまのように、なんでもどんなことでも優しくしっかりと包みこむ大きな大きな風呂敷に仕上がるように。今日も1ミリでも紡いでゆけますように。

合掌

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