人生はお菓子と共に

こんにちは明俊です。

この時期、新しい門出にお菓子がかかせませんが、

それどころか、人の一生にとってもお菓子はかかせないですよね。

例えば・・・

関東あたりでは

赤ちゃんを授かって5ヶ月目の戌の日に配る「帯締め餅」や、

生まれて3日目に配る「三つ目ぼた餅」は誕生を周りに知らせ、

母乳がよく出るように願うと言う意味があるそうです。

九州などでは

「一生(一升)餅」や「背負い餅」とよばれる、

満一歳の誕生日にワラジを履かせて、その餅を踏ませたり、担がせたりして、健やかな成長と幸せを願い祝います。

「バースデイケーキ」や、節句菓子「ひなあられ」など、

結婚式には「引菓子」、新築祝に「餅まき」など慶事には必ずといっていいほど。

弔事にも関西や関東ではそれぞれ「黄白饅頭」、「青白饅頭」などを配るんですって。

また「お淋し見舞い」といって遺族に淋しさや疲れを和らげてほしいとお菓子を届けることもあります。

お菓子は人々にいつも寄り添っています。

私は小さな頃から今につづく「お菓子の夢」があります。

それはホールケーキを丸ごと一人で食べ切ることなんです。

子どものころデコレーションケーキといえば白色と茶色(チョコ)のバタークリームに、さくらんぼやフキの砂糖漬け「ドレンチェリー」や「アンジェリカ」と銀色の粒々「アラザン」などが色をそえていました。

ここに来て〇〇パテシエ監修とかじゃなくて、あの子ども頃に味わったバタークリームケーキの懐かしい風味や幸福感に浸りたい気分です。

そしてもう一つの夢は「お菓子博覧会」に行って幸せな1日に浸ること。

地方博の一つで4年に一度開催されてこれまでに、松江や熊本、姫路などで開催。

私は都市名を聞くだけでよだれが出てしまいます。

まさに「城下町には銘菓あり」

次回開催は2025年に北海道旭川市です。

そこまで待てないので私が最近、新たに出会ったお菓子をいくつか集めた「明俊的 お菓子博覧会」を開催します。

<思わず食べてしまい、写真がないものはお店のHPからお借りしました>

○お店に行って買いたい部門から

東京・目黒区の学芸大学近く「マッターホーン」さん <焼き菓子詰め合わせ>をお土産に頂いてびっくりするほどの美味しさでした。

こだわりの美味しさと素敵なパッケージは美学にも思えます。是非ともお店を訪ねてみたいです。

○イメージが変わりました部門から

四国中央市の「菓匠 たつの屋」さんの《いわくら太鼓》 餡子パイですと四国から送って頂いたのですが、

お土産菓子の域を超えた美味しさに驚き!餡子パイ界のレジェンドと呼びたいです。

○順番まってでも部門から

「銀座かずや」さんの《かずやの煉》贈り物として頂きました。お取り寄せに1ヶ月以上を待つほどの人気ぶり!

食感は胡麻豆腐を思わせますが、なんとも言えないねっとり感と濃厚な抹茶の香り。これは順番待ってでも・・・。

○憧れ部門から

兵庫・西宮市の甲陽園にある「ケーキハウス・ツマガリ」さんの《紅玉パイ(アップルパイ)》冬季限定です。

焼き菓子は梅田や三宮でも買うことができるのですが、こだわりの美味しさは本店だけのもの。

まだ食べたことはありませんが今1番の憧れのお菓子で次のシーズンには必ず食べたいです。

お菓子といえば!

お釈迦さまが入滅なさった日に「涅槃会」を各地の寺院では法要を開きその際にその土地独特のお菓子をお供えします。

なかでも京都では「花供曽(花供御と書くこともありますが)」と書いて「ハナクソ」と読みます。

不思議?な名前のこのお菓子は江戸時代初期の文献にすでに登場していて、

当時から「お釈迦さまの鼻くそ」と誤って広まり庶民から親しまれてきました。

このお菓子はお供えに上がったお餅を小さく砕いて煎って醤油や砂糖で味をつけた「あられ菓子」でこれを参拝者に配っていました。

お釈迦さまの仏舎利として有り難くお菓子なんです。

鼻くそとして親しみをもちつつも、仏舎利として有り難く頂くなんて、仏教の真髄にも通じるものを私は感じました。

京都で出会えたら是非食べてみたいお菓子です。

お釈迦さまの心に近づけるかも・・・

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