僧侶ときどき家事

どうも崇純です。

コロナも少し落ち着き先月より私たち夫婦も東京と福岡の行き来を始めました。

私が1週間東京にいる間は、妻が福岡に・・・。とすれ違い生活を送っております。

我が家には、高校1年生の娘と中学2年生の息子がおり、

当然ですが妻と交代している間の1週間は、私が毎日子供達のお弁当と夕食を作っています。

作ること自体は苦では無いのですが・・・。

やはり一番寂しいのは、食事に対するリアクションがない事!!!

男性の皆さん!

奥さんの作るご飯にリアクションしていますか?

別に褒めて欲しい訳ではないのです。

「ちょっと味が薄かった」

「量が少なかった」

でも何でもいいんです!

一番悲しいのは、リアクションが無い事です。

これは、夕食でも同じで食事を出して子供たちが無言で食べていると、

「なんかリアクションせんかぁ〜い!!!」と私が毎回も言うので最近はいやいや(?)

「これ好き〜!」「ちょっと硬いかなぁ〜」「チーズをもっと増やしたら美味しくなるんじゃない?」

など、しっかりとリアクションをしてくれますw

私もこの経験をする前は、妻によく

『褒めて欲しい訳でも、感謝してほしい訳でもない!関心を持ってほしい!』

と言われたことがあります。

今では、この言葉が痛いほどよく分かります。

今月の東京滞在中には、娘に

「お父さんのお弁当のご飯はちょっと硬いかな〜」と言われ、次の日少し水多めに足すと

「今日のお弁当のご飯の硬さがちょうどいい!」決して誉めている訳では無いですが、これでも嬉しいのです。

息子には、

「洗濯が終わって僕の下着はいちいち畳まなくていいよ!どうせ下着だし〜」

特に感謝してくれている訳ではないですが、これでも嬉しいです。

巷では、よく

「好きの反対は嫌いではなく無関心だ!」

と言われています。

本当にその通りだと思います。

仏教では、

「心を向ける」と言います。

目の前にあっても、心を向けなければ無いのと同じです。

目の前にある全てのモノ。

家族・夫婦・子供・会社・友人などなど実は私たちはさまざまな事柄と関わりを持って生きています。

当たり前にあるものに心を向ける。

それが仏教なのかもしれません。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

電話・メールでお問い合わせ

03 - 5442 - 1996
(受付時間 9:00 〜 17:00)
FAX 03 - 6435 - 3611