みなさんこんにちは慈観です。
今年も宜しくお願い致します。
まもなく2/3の節分が近づいてきました。
節分とは文字通り季節を分けるという意味です。
節分と聞くと、豆まきをする2月だけをイメージされるかもしれませんが、実は年に4回もあるのです。
季節の変わり目を表す立春・立夏・立秋・立冬、それぞれの前日が節分となります。
4回の節分の中でも2月に定着したのは、昔の旧暦と季節の考え方が関係しています。
1月を新春というように、昔は春が新しい年のはじまりとされていました。
旧暦の1月は現在の2月にあたり、新しい年へ切り替わる2月の節分が重要であると考えられたようです。
昔から季節の変わり目には、いつもと違うことが起こったり、予期せぬ出来事に見舞われたり、体調を崩しやすいとされてきました。
そこで立春(今年は2/4)の前日に悪いものを追い払い、幸福が舞い込むようにと願って節分の行事が行われるようになっていったのです。
節分では鬼を追い払いますが、鬼が表すものは病気や災害、そして自分自身の中にある煩悩であると言われています。
12/31大晦日でつく除夜の鐘も、108あるとされている自身の煩悩を一つずつ消し去り、新たな気持ちで新年を迎えるという意味が込められています。
早いもので、年が明けて1ヶ月が経ちましたが、暦の上では2/4の立春が新年のはじまりと考えることも出来ます。
この1ヶ月間、よいスタートが切れたという方も、そうでない方も、節分の豆まきで今一度気持ちを新たにしてみてください。
仕切り直しというわけではありませんが、更に良い一年となるように、改めて一年の幸福を呼び込みましょう!
次回をお楽しみに
合唱
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