どうも崇純です。
今年も徳純院の桜は、元気に咲いてくれました!
実は、徳純院に桜を植え始めたのは
私が大学を卒業して、高野山に入山する時に
記念樹としてお堂の横に一本の桜を植えたのが始まりです。
その時は、桜の様にたとえ一瞬でも人に感動を与えれる僧侶になりたい!と言う希望と共に
植えさせて頂きました。
その後、高野山から戻ってきてからも毎年の様に桜を少しずつ植え続け
現在の姿になるのに約20年以上かかりました。
毎年、桜の成長を見る度に流れた年月を感じてしまいます。
私は桜が大好きなのには大きな理由があります。
それは、1年間お世話を続けて咲くのは
ほんの2週間程度・・・。
満開の桜ももちろん綺麗ですが、散りゆく姿は言葉では言えない程の
美しさを感じてしまい。
人の人生もまさにそうではないでしょうか。
全く目の出ない時期があり、
少し蕾を付ける時期もあり、
開花を感じる時期。
そして満開へ
しかし、咲いた花は必ず散りゆくモノです。
確かに満開の時期には、多くの方が桜見にご来山いただけますが、
私は、一年を通しての桜の姿を自分の人生と重ね合わせてしまいます。
満開の時期は過ぎてしまいましたが、
散った後の桜の違う美しさも是非皆様に感じて頂きたいと思います。
徳純院の桜の姿を通して、自分の人生の歩みを振り返ってみませんか?
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