知らなかった介護の世界

みなさま、こんにちは。

お寺ヨメをしています。3回目の登場です。

3月ですね。

春が近いと言うだけで気持ちが晴れやかになります。

まだまだ桜も咲いてはいませんが、花より団子のわたしの頭の中はいつも満開です(笑)

お寺に来山された方とよく世間話しをさせていただきます。

最近作った料理のはなし

お子さんやお孫さんのはなし

コロナのはなし

美容のはなし

故人さまの思い出ばなし

などなど 話に花が咲き過ぎて尽きません。

特に「終活」についてはお話する機会がよくあります。

パートナーに先立たれた方、親や兄弟を亡くされた方、お子様を亡くされた方

いろんなケースがあります。

嬉しいことも、悲しいことも十人十色。

そんな中、ご自身の「最期の迎え方」をぼんやりと考え始める方も少なくありません。

長生きが可能になったこの時代、「死」を迎える前に「介護」と言う課題が頭をよぎりますよね。

介護にかかる費用や、誰に介護してもらうのか、受けるための心構えなどなど。

昨年、私も母の介護に関わる機会があり、体が動かないオトナを動かすことの大変さや排泄のお世話をする難しさ、

ノドを詰まらせることなく食事をしてもらう工夫など、最初は私の要領もわるく、

私自身が腰を痛めたり筋肉痛になったりしてしまい、子育てとは全く別物だと実感しました。

 

 

 

 

←若かりし頃の母

ですが、おかげで少しだけですが「介護の世界」を知ることができました。

本当にたくさんの方の温かい支えがあって母の介護が成立していました。

昨年父は病気が見つかった後、短い期間で他界してしまいましたが、介護とまでいかないまでも、

娘として父の最期までお世話させてもらいました。

 

 

 

 

←仲良くお好み焼きを食べてくれています

お寺というお仕事柄、亡くなられた後に皆様からお聞きすることしかなかったので

わたしにとって、父と母と過ごせて、多くのことを学ぶ事ができました。

本当の意味で父と母は介護の大切さと難しさを、身をもって教えてくれました。

特に父は「子供の世話になるなんて・・情けない」なんて愚痴っていましたが(笑)

育ててもらった恩返しだから。それくらいさせてよ〜。なんて言って

一緒に過ごせたこと、この両親の元で育てられたこと、そして最後にお世話ができたことに感謝しています。

 

 

 

 

←ホスピスで過ごす父の面会

お父さん、お母さんありがと〜(注:母は死んでいません 笑)

私も、子供たちに希望の最期の迎え方をゆっくり話していこうと思います!

                  ↑二人の結婚記念日にお祝いしました。

 

そんな、こんなな終活話し・・。

まだまだ話が尽きませんが、徳純院には終活カウンセラーがいます。

機会があれば終活カウンセラーの僧侶とお話しをして今後を考えてみるのも良い

かもですね!(私でもいいですよ!)

とにかく「介護」ってほんと、奥が深い。

介護を受ける方、介護をする方皆様に幸せが訪れます様に・・・

では、またの機会に。

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