みなさん こんにちは。
慈観です
6月に入り 湿度も高く かなり蒸し暑くなってきましたね。
まだ 体が暑さになれていない時期
体調管理には 十分お気をつけ下さい。
さて みなさんは「言霊:ことだま」ってご存知ですか?
そうです。
⚪︎⚪︎ン⚪︎ー⚪︎スターズの歌にもありましたよね!!
「ことだま」とは「言葉の持つ力」のことです。
自分の発した言葉には魂が宿(やど)り
現実の物事にも少なからず影響を与えていくという
日本では古来より信じられている考え方です。
わかりやすく言えば
良い言葉を発すれば、良いことが起き
悪い言葉を発すれば、悪いことが起きる
ということです。
「そんなこと信じない」と思う方もいるでしょう。
これは以前、私が担当した法要でのお話です。
奥様の1周忌法要を終えた後、ご主人様とお話を致しました。
亡くなった奥様は生前
「汚い言葉、乱暴な言葉はイヤ、聞きたくない」とよく話していたそうです。
そして、遺言でも
「言葉には魂が宿るので、悪い言葉は発しないで、言葉には気をつけてね」とご主人様へ念を押したそうです。
ご主人様は、亡くなった奥様の遺言をずっと大切にされており
「普段生活していれば、当然腹が立つこともあります」
「悪態をつきそうになる時もあります」
「でもそんな時、亡き妻の顔が浮かび、自分を少し落ち着かせてくれます」
「今、コロナ禍でも順調に仕事が出来ているのは、亡き妻とお客さんのおかげ」
「最近は自分でも不思議なくらい、ありがとうという言葉が増えました」
と話していただきました。
小さなことですが、ご主人様は「ありがとう」という「ことだま」を沢山発することによって
自分の成長につなげて行き、ひいてはそれが奥様に対する何よりも供養になっているのです。
「ことだま」は良くも悪くも発した本人に影響を与えます。
であれば
みなさん
絶対、良い「ことだま」をいっぱい発して行きましょうよ!!
次回をお楽しみに
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