こんにちは明俊です。
この時季は私の大好きなお豆が出回ります。
先日、畑直送!
新鮮な取れたてのグリーンピースとそら豆を大切に育ててある方から分けて頂きました。
プリップリのピースをサヤから取り出し、そのまま炊き上げたのですがシワシワにならず、青臭みが全くない艶々の最高に美味しい豆ご飯が炊き上がりました!
空豆のほうは抜群の食べ方をあわせて教えて頂きました。
それはサヤから出さずに丸ごと焼いたら、お豆のまわりの白いワタも食べるんですって?!
ワタに包まれてじんわりと火が通ったお豆もホクホクで美味いのですが、ワタの部分をスプーンでこそげとって口に運ぶと・・・
とろっとしたなんとも言えない食感と甘みがたまりません!
ご馳走さまでした。
あっそうそう 「春のアンまつり」ですが、
この春に運命の出会いがあり、小躍りしちゃいました!
一つ目は嘉麻市の「山田饅頭」です
福岡県の筑豊地域は炭鉱で大きく栄えた街。そこで生まれ育まれたお菓子は今でも銘菓ぞろいです。その中で初めて出会った衝撃のお饅頭がこちら
口溶けの良い黄身あんをカステラ生地でつつみ 「ボタ山」に似たてたその姿。「やっぱ筑豊は銘菓どころ」と(涙)しながら頂きました。あまりの美味しさに少しずつ大事に食べました。
二つ目は岡山の「藤戸饅頭」です。
私の名言?「城下町に銘菓あり」の金字塔的存在が出現
さらっとしたこし餡に、酒種生地をごく薄く纏わせたとても上品でなんとも言えない美味しさです。賞味期限が短めで遠くまでお出かけができないお菓子なので岡山にお越しの際は是非!
三つ目は長崎の「老舗・大徳寺菊水の梅ヶ枝焼餅」です。
長崎にあるご先祖さまのお墓参りに行ったその帰りに叔母が案内してくれた焼餅屋さんです。
坂本龍馬の刀傷が残る史跡料亭の花月があり、日本三大花街と数えられた「長崎・丸山」のすぐ近くにこのお店は佇んでいる感じです。
焼き上がりを待つ間に、雰囲気たっぷりの店構えと丁寧に焼きあげられるお餅に期待が膨らみます。
やや大きめの焼きたてのお餅を頬張った瞬間に後ろにそり返りそうになりました・・・
お店の方にこの感動をお伝えすると、四代続く歴史あるお店のことや、「私の身体が続く限り・・・」とおっしゃってありましたが(出会ったばかりなのにそんな切ないことを言わないで・・・涙)
アンコといえば饅頭ですが、中国から饅頭が入ってきた時には塩で味つけた肉や野菜を包んだものでしたが、その後の仏教伝来で肉食は禁忌となりました。そこで邪気を払うと言われる赤い小豆を包むようになりましたが最初は塩味でした。室町時代ころになりポルトガルなどから砂糖が入るようになり、茶道の広まりに合わせて甘いあんこになっていきました。古来より中国や西欧の窓口になってきた長崎で味わえた感動でした。
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